祖母が元気でいた頃は、祖母と母の共同で毎年手作りの御節を作っていました。
その作業は年末の恒例行事として私も勿論加わって三世代で作っていました。
ところが時代の流れで、自宅で御節を作る事も少なくなった数年前からは、断然!御節は御取り寄せが定番となりました。
最初の頃はどこの御節は美味しくて人気だとかは全く分らなかったので、ネットのランキングを参考にしたり、デパートに御節予約コーナーが出来る季節になるといち早く行って見たりもしました。
数年間はそんな形で毎年どこの御節とは決めずに、毎年の気分で予約購入をしていました。
しかし、ここのところの定番となっているのが、某24時間ショッピングチャンネルで販売される御節です。
そこの御節を知ったのは番組をふと見ていてでした。
余りにも紹介するキャストさんが御節を美味しそうにほうばる姿に絶対に今度のお正月はこの御節を食べたいと思ってしまったのです。
お値段的には少し高額と言うのか、我が家にとっては予算オーバーでしたが、この際値段には変えられないと思ったので、食べたいと思う気持を優先としました。
その年に頼んだ某24時間テレビショッピングの御節は家族にも本当に大評判で、お値段以上の価値はあったのかな?と家族全員で意見が一致した事もありまして、その後も2年間はそこの御節を迷わず購入しています。
今年は11月上旬に御節のお取り寄せ番組が終わってしまったという情報もあるので、今年は今後まだ注文が間に合うところでお願いする事も検討しています。
何しろ、お取り寄せおせち料理は我が家の定番になっています。
料理が苦手な人でも作れるおせち料理
正月というとお重に入ったおせちを小さい頃に食べた思い出があります。
いざ結婚した時に、おせちが食べたいなと思っても、実際全てを作るというのはハードルが高いことです。
色とりどりのおせちを全て自分で作ろうと思うと忙しい年末に一日中台所に立っていなくてはいけません。そんな人にオススメするスタイルが、「自分の好きなものだけを手作りするおせち料理」です。
おせちというのは、年始くらい主婦をゆっくりさせるために日持ちする料理を詰め込んでいます。
味付けは濃い目になっているのはそのためです。
ただ今は正月からスーパーも開いていますし、それ程日持ちする料理を作る必要性もありません。同じ料理ばかり続いてしまうのも飽きてしまいますので、初めてチャレンジする場合にはおせち料理の中でも好きなものを3種類くらい作ってみてください。
伊達巻、筑前煮、エビ、かずのこなど、ぱっと彩り鮮やかなものだと品数が少なくても見た目が華やかに見えます。
お重に詰めるほどのボリュームはありませんが、出来上がった料理はそれぞれ別々のタッパに詰めておきます。
お正月の食卓に出す時には、お皿にバランス良く3種類のおせちを盛り付けるだけです。
毎回同じものがお皿に載っているとつまらないので、できれば5,6種類くらい用意しておいてそのうちの3種類をローテーションしていくという風にすると毎回違うものが出てくるので楽しみもあります。
案外しっかりとお重に詰めてしまっても、正月が終る頃には残る料理もあります。最初から好きなものだけを厳選して作っておけば余らせてしまうという心配もありませんね。